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サイテックジャーナル
2000年3月10日号


ソフトのケースにシールを貼る


 サイテックシステムでは,お客さんのところに行ってソフトウェアをインストールすることがよくあります。頼まれたソフトウェアを新しく買ってそれをインストールすることもありますし,お客さんが持っているソフトウェアをインストールすることもあります。

 ところで,みなさんの中にも,パソコンショップなどでソフトウェアを買ってきて,自分でインストールしたことがある人がいると思います。ソフトウェアは箱に入っていることが多いですよね。そして箱の中にはソフトウェア以外にもいろんなものが入っています。

 ソフトウェア自体は通常CD-ROMという形で入っていることが多いですね。そして多くの場合,このCD-ROM以外にマニュアルが入っています。さらにユーザ登録用の葉書や,著作権に関する契約書,アップグレードのお知らせ,他の製品のカタログ,などいろんなものが入っています。ごちゃごちゃいろんなものが入っていて,なんか面倒になってきますね。どれが必要でどれを捨てても良いのかもよく分からない。かといって箱ごととっておくと結構場所とってしまうし,やっぱり面倒です。CD-ROMと必要なマニュアルだけとっておいて他のものは捨ててしまいたくなってしまいます。

 捨てる前にちょっと待ってください。中には捨ててしまうと困ってしまうものもあります。ソフトウェアの中には,インストールする途中で,「シリアル番号を入力してください」とか「製品番号を入力してください」等と聞いてくるものがあります。その場合,この番号を入力しないとインストールすることはできません。サイテックシステムでも,お客さんが持っているソフトウェアをインストールするときに,シリアル番号が分からないのでインストールできずに困ってしまうということがときどきあります。

 この番号は,ソフトウェアの箱の中のユーザ登録に関する説明書などに印刷されていることが多いようです。そしてこの書類は,マニュアル等と違って普段使うものではないし,簡単な1枚の紙だったりするので,よく無くなってしまうことになっています。そして番号を入力することができなくて困ってしまうのです。

 ということで,シリアル番号や製品番号が印刷された書類はなくさないようにしっかり保管しましょう。メーカーにソフトウェアに関する問い合わせをするときに必要な場合もあります。






 ところで私の場合,大切なものをなくさないようにしっかり保管しようとすると,大切であればあるほどしっかり保管しすぎてどこに保管したのか分からなくなって結局見つからなくなってしまうという不思議な傾向があります。そしてインストールできない...う゛っ。 そこでもうひと工夫しています。

 インストールするために製品番号などが必要なソフトウェアについては,必要な番号を書いたシールをそのソフトウェアのCD-ROMのケースに貼っておくのです。インストールするときには必ずそのケースが手元にあるわけで,番号が入力できずにインストールできないというくやしい事態を防ぐことができます。ちゃんと保管ができる人にとっても,わざわざ書類を探さずにすぐに番号の入力ができるのでとても便利です。

 簡単すぎるほど簡単で単純すぎるほど単純な工夫だけれども効果は抜群です。やってみることをお勧めします(CD-ROMを他のCD-ROMのケースに間違って入れないようにね。ソフトウェアの名前も一緒にシールに書いておけばさらにOK!)。 

Written by 大坪 和久


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