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サイテックジャーナル
2000年10月13日号


地震 あなたの町の危険度はいくつ?


 最近,火山活動や地震が多いですね。先日お客さんの会社を訪問して打合せをしているときにも地震が起こり,お客さんと一緒に驚いて騒いでしまいました。驚いて騒ぐくらいならいいのですが,大きな被害がでている場所もありますし,避難生活を余儀なくされている方もいらっしゃいます。少しでも早く平穏な生活に戻ることをお祈りいたします。

 地震や火山活動については,予知や対策など,できるだけ被害を少なくするために,多くの人が様々な面から対応を考えています。もちろん行政区もいろんな調査・検討等を行っています。東京都はこんな調査結果を報告しています。

 このページ(http://netbrains.nikkeibp.co.jp/wcs/nbr/leaf?CID=onair/net_b/c_up_tp/113890)によると,先日起こった鳥取県西部地震と同程度の地震が東京都で起こったとすると,7千人以上の人が死亡し,16万人近くの負傷者が出るそうです。火災,停電,断水などの被害もとても大きなものです。

 「東京都公式ホームページ」(http://www.metro.tokyo.jp/)には,もっと詳しい情報が公開されています。例えば「東京都都市計画局<防災と震災復興><地域危険度>」(http://www.toshikei.metro.tokyo.jp/bosai/bosai_2.htm)には,地域ごとの危険度が公表されています。その中には,「地域危険度一覧表」というページもあり,例えばこのページ(http://www.toshikei.metro.tokyo.jp/bosai/bosai_2-a15.htm)のように市,区毎に地域危険度ランクが付けられ公表されています。都民の方や東京都に職場がある方は,一度見てみましょう。

 ちなみに,紹介した一覧表に私が昔住んでいた町が載っているのですが,その町は避難危険度が「5」(最も危険)になっています。確かに,道が狭く建物の密度が非常に高い住宅地でした。もしあの場所で地震が起きて火災も発生したりすると...。考えるだけでぞっとしてしまいます。

 他人事と考えず,日頃から避難場所や避難路くらいは確認しておきたいですね。 

Written by 大坪 和久


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